山町ザック(仮)の進展

GWもステイホーム、、、と殆どの方は県外に出ず自粛されていたかと思いますが、MOUNTDOORも同様、GWはフルでお休み、そして遠出も車で5km圏内。。。去年は引き続きですが、それでも去年より自宅でいい過ごし方が出来たかなとおもいます、

GWも過ぎ、試作を更に進めている中で優先順位が上がってきたのがザック。

ようやく世に出せるか?というレベルになってきました。とまだ先ですが、、、秋口ぐらいにはある一部経由でスモールスタートもしたいなあとちょっと考えていたりします。そんな山町ザック(仮)の進展をご紹介いたします。

山町ザック仮の3rd model

かなりストライクな形になりました。ボディもカラーが変えやすいので、3-5色展開くらいまでできるかなと考えてたりします。ザックの形状はそこまで変わらずのカマボコ型ですが、微妙に全体のバランスを変え、型紙(段ボール型紙、、、)も変えてようやく納得いく形に行きつきました。

 

部材構成

メインボディはX-pacにするか、はたまた別のスピンネーカーのX-pacライクな生地にするか検討しております。

X-PACは性能もよく、扱いやすくて縫製もしやすいのですが、単価が高い、、、。今年に入ってからDP社の見積もりも上がってしまって、諸々の輸入コストを弾くと、、、メリノウールくらい高額になってしまいます、、、

これそのままコストに跳ね返るのでどうしたものかと考えて色々探しておりまして、1つ候補が上がってきたx-pacライクな生地を次回の試作で使う予定です。

ボトムは今回初のコーデュラ。現在305のポリか420のナイロンのいずれかを検討しております。どちらも良い生地なのですが光沢のバランスで最後は決めたいと思います。

メッシュはソフトを考えたのですが、ハードメッシュにします。ソフトも単価が高いのがネックではありますが、形状的にもメッシュの目の大きさ的にもハードが良いという結論に達しました。

 

吹き流しは100Dナイロンと巾着部はダイニーマにしました。同等のスペクトラも検討したのですが、全体的な「安定」を考え、ダイニーマにしました。

 

背面メッシュはダイヤメッシュ。抗菌タイプでメッシュも摩擦力があり背面のズレを防ぐ効果があります。またメッシュの嵩もあるので、通気性もよいです。

 

ショルダーパッドは発砲倍率20倍のタイプにしました。15-30と試しましたがこれが一番よかったです。また、ショルダーの表地生地はオックスの240Dタイプを採用しています。PUコート品なので防水効果もあり耐久性も高い厚手の生地です。

 

背面のパッドは付属で付けるかどうか考えておりますが、FPmat100-125が入るサイズにしているので、

こちらを使ってもらう事を前提でパッド無しで販売しようかなど迷っております。。。

 

まとめ

山町ザック仮もいよいよ大詰め。あとは生産性を如何に上げるかを検証するだけになりました。気持ち背面の仕様を変えるか考えておりますが、暫くテストをして最終的な仕様品をお披露目できればと思います。

長くからザックは取り掛かっていますが、納得する形に行きつくまでに色々と沼にハマってしまいましたが、ようやく出口が見えそうです。