山町キャップについて
山町シリーズは現在サコッシュから始まり、ザック(仮)、そしてカットソー(ハーフスリーブ、半袖、ロング)を現在は試作で取り組んでおり、先々の計画としては、「山町キャップ」、「山町ウィンドシェル」を。食の分野では「山町ビール」や「山町パワーバー」などを計画しております。どれもこれも鉄板ですが、普遍的なものなので、定番品をMOUNTDOORから山町シリーズとしてご提案していきたいと考えております。
ハーフスリーブは産声が聞こえてきている段階ですが、同時進行で山町キャップも現在企画が進んでおります。設計者の当方が大好きだったCAPがリモデルされてしまい、被る人を選んでしまった名作キャップがあるのですが、それを山町シリーズなりにアレンジしてみようと現在動いております。CAPOのCAPは最初に山岳用に購入し、それはもう軽くてツバの長さも確保し、ツバ幅も広くてお気に入りの一つでしたが、細かいところを突き詰めるとツバの厚み、軽すぎて風で飛んで行ってしまう。。。そんな時に某USアウトドアメーカーのCAPに出会いました。ツバも弾力が有り、長さも適度で幅もしっかり。特に気に入ってたのがツバの長さと硬さ。ツバが長すぎると、山などでぶつけやすく、体勢が崩れたり、ぶつけた時に「首」が変に強張るので、筋がおかしくなったりすることもあります。その点この名作を使い続けて全くその点が無かっただけに、ランでも山でも最高の相棒でした。(カラーリングが普段使いだとちょっと。。。なので、あくまでアクティビティ用途でした)
CAPには当方も苦しまされ、その中で見出したのは、手で握って小さくできるけど、ツバもウレタン系の心材で柔らかくもしっかりしていて、それでいてツバが上げ下げできつつ、長さもある程度確保。撥水と通気性を両立したナイロン素材、片手で簡単に調整できるアジャスター。特にツバは「広さ、厚さ」で似合う似合わないが左右されます。ある程度の幅・厚みを持たせることで顔のバランスとマッチします。
現在はツバ幅が狭く、被りも浅く、薄いものが多く、頭の形が目立ってしまい、「CAPは被らない、ハット派だから」という方にもきっと似合うだろうと想像しながら、今後秋口リリース?に向けてあーだーこーだーと取り組んでいく予定です。色は2色展開くらい出来ればと考えておりますが、スタンダードでいつも被っていたい、そんなCAPを目指したいと考えております。
是非ご期待下さい。