YM Basis Long Shirtsについてつづる...

・はじめに...

YM Basis Long Shirts

この名前がスタンダード品としてすっきりしたので採用しました。
Basisとは基礎、原理、基準という意味があります。MOUNTDOORの基準、ベンチマークとなる形状のシャツとして今回銘打ちしました。細かな仕様、例えばボタンやポケットやスリットや丈、身幅などその時々の気分、トレンドに合わせて微調整していくことになると思いますが、その時々のコンセプトを感じてもらえたらと思います。

・生地仕様

生地は今回「Reflax」というリネンライク生地を採用しました。ポリエステル100%で一部リサイクルポリエステルを使用したサスティナブル素材です。

接触冷感、UVカット(遮蔽率80)、吸汗性、速乾性、ストレッチに抗ピリング、、、

出会った瞬間、なんか綺麗めなイメージになるのかな?でもこのシャリ感はきっと心地いいだろうな...よし、ちょっとロット生産と合わせてサンプルも一緒に作ってもらうか!と思い最初にこの生地て作ったのは半袖シャツでした。

半袖は夏場に日常使いとして使い込んで室内での心地良さ、そして普通洗濯などの耐久性などを中心に使いました。
というのも山で数日使うよりも日常で毎日使う方が過酷だからです。

屋外では真夏の平地、照りつける太陽、蒸し暑さは年々増すばかり。
日常こそがサバイバル...むしろビジネスウェアが最高のアウトドアウェアなんではないかと思う今日この頃。
Comfy short sleeve shirtsに使用した生地もシアサッカー生地で通気性も速乾性も高いので良かったですが、今回の生地もまた日本の気候に合う素材なので日常のサバイバルや山のアウトドアにうまく馴染む生地であると思います。

・デザイン

今期も昨年のパターン同様で少し肩幅があって身幅があってという空気感と脱力感のあるデザインにしています。


ワンサイズ下げることでジャストになるようにしているので、例えば165-175cmぐらいの方にMを着てもらえるとMOUNTDOORの提案するシルエットに、逆にSを選んでもらえるとジャスト(165-170はジャスト/それ以上は少しタイト)になるようなデザインにしています。

 

ですのでサイズ選びに困ったら普段の選ばれるサイズで、ジャストがやはりいいなと思えばワンサイズ下げるイメージで選んでもらえたらと思います。

・詳細は、、、

是非製品ページでご覧くださいませ。
https://shop.mount-door.com/products/ym-basis-long-shirts

 

商品ページが見れない場合はこちら↓

 

サイズ表

±1.5~2cm公差あり(サイズ / 柄あわせなど)
首回りは大体:XS 43.5cm / S: 45cm / M: 46.5cm / L: 48cm~程度

カラー

・ネイビー / ブラウン  / チャコールグレー

素材

・ポリエステル100%

生地特性:UV遮蔽率80 / ナチュラルストレッチ / 抗ピリング/ ウォッシャブル / 吸水・速乾性 / 接触冷感 / リサイクルポリエステルも使用サスティナブル生地

 

備考:グレー生地はグレーボタン / ブラウン生地はブラウンボタン / ネイビー生地はネイビーボタン (生産時に近い色のボタンに変わる可能性もあり)

重量

  • XS:約220g程度
  • S:約240g程度
  • M:約255g程度
  • L:約270g程度

※ロットや縫製によって変動有り

 

製造:MADE IN JAPAN

製品コンセプト

「ストレスのない機能的な山でも町でも使える基準となるロングシャツ」

半袖シャツのYM Comfy Short Sleeve Shirtsを作成した経緯。。。

  • 首回りが暑っ苦しい
  • 首回りが合わないから着ない
  • 窮屈

という3つの問題を解決した半袖シャツのコンセプトを踏襲したロングシャツが欲しい。。。

設計者の僕自身は近年シャツの型苦しさから解放されるべくパーカーやクルーネック系のカットソーを秋冬に着用していますが、それはシャツの窮屈感。。。何かしら「縛られている」という思念があって避けてきました。

シャツは引き締まって仕事をしているという感じがしますがそこからの解放感が欲しくてそれに合うシャツがなくパーカーやカットソーを秋冬着用しております。

しかし春夏にリリースした、、、

Comfy Short Sleeve shirtsはカットソーとシャツの中間を狙った着用感と抜けデザインで見た目はちょっとアジアンなボトルネック仕様だけど着用すると高見え。。。そして何より首回りが本当にらく。。。

 

そうなるとやっぱりロングシャツが欲しい!

 

となって秋冬向けに企画始動し、今回初となる春夏向けにリネンライクなポリエステル生地を採用しました。

生地感動画はこちら↓

 

サイズ感は以下の通り、、、

  • XS: XS~S
  • S: S~M
  • M: M~L
  • L: L~XL

程度のサイズ感に仕上げております(サイズ表は画像参照)

シャツの首回りは大体ですが、、、XS 43.5cm / S: 45cm / M: 46.5cm / L: 48cm~程度です。シャツが「衿」では無い仕様なので寸法表に記載しておりませんがこちらの寸法を目安にして頂ければ首回りの空きがイメージしやすいかと思います。

普段のマイサイズよりちょっと大きくてゆったりかな?というサイズがこのBasis Long Shirts=MOUNTDOORからの提案のサイズに仕上げております。(参考ですが、標準体型でXSなら160cmぐらいまで、Sなら170cmぐらいまで、Mなら175cmぐらいまで、Lなら180cmぐらいまでが適当のサイズ感です。設計者は172cmですが、Sでジャスト、Mで適当~ゆったりな着心地、Lでオーバーサイズとなります)

オープンカラーシャツもいいのですが折角セットアップで考えるならちょっと綺麗に着たいなあと考えて立て襟を検討。

シャツ選びは既製品では難しく量販店でもビスポーク(個別注文)があるくらい絶妙で、肩幅、袖丈、首回り、胴回りと色々。特に半そでだとネック周りでやむなくサイズアップやダウンすることもあるので、今回思い切って首回りのデザインを変えて首に沿うようなデザインで換気性の高い広めなボトルネック風にしました。そうすることで首回りの窮屈さにいままで悩んでいた方も着用しやすいデザインに仕上がりつつも空気感もあるアジアンなデザインへ。

バンドカラーは衿をバンド上に取り付けた形ですが、YMシャツシリーズは現在「ボトルネック形状」は首に向かって立ち上がるデザイン。

顔周りが綺麗に見えるカジュアルでドレッシーな立ち襟のようなデザインです。ゆえに「首回り」の寸法を設けておりません。※Mサイズ着用男性で首回りが38cmですが大きなゆとりがあるのがお分かりになると思います。

アウトドアっぽくはないですが換気面では非常に合理的。山ではもちろんですが普段着にも非常に使い易いデザインなので普段着の延長で山で使ってもらいたいそんなシャツになります。

特長・仕様

シルエット / サイズ感

 

158cm / XS着用

 

158cm / S着用

 

172cm / M着用 / 首回り38cm程度の男性

 

172cm / L着用 / 首回り38cm程度の男性

 

※画像は全てサンプルです。

 

ボトルネック状の襟元と肩幅を若干広めにとったデザインで首回りをすっきりとさせています。夏場で襟を立てても画像の通り換気性に優れております。ボートネックよりは襟の開き具合は狭いですが十分なスペースが襟元にあります。

 

動きやすさ

ポリエステル100%素材なのですがナチュラルストレッチでストレスレスな素材

袖はピポットスリーブを採用しており袖付けを大きめして可動域を取っております。

町でも使いやすいデザイン

デザイン的に町でも使いやすいようなパターンにしているのでアクティビティ向けに作られたカットデザインのパンツに比べて普段着感が非常に強いデザインにしています。

158cm / Mサイズ着用でかなりオーバーサイズ気味に

 

スナップボタン

着脱しやすいようにボタンは全てスナップボタンになります。
また袖口は2つの受けボタンがついておりますので状況に応じて袖周りを変更することが出来ます。
袖口の調整で動きやすさや換気、そしてシルエット調整が可能です。

プルオーバー風な比翼仕立ての胸1ポケットのフルスナップ仕様

シンプルにスマホが収納できる程度の胸に1ポケット付きのシャツ。当初はプルオーバーも検討してましたがフルスナップにすることでボタンを留める位置でシルエットを変えられたり下3つのボタンを隠しボタン(比翼風)にすることでプルオーバーにも見えるそういうデザインにしました。

この1枚で何通りも楽しめるシャツに仕上げております。

注:

・ピリングに強い加工素材ではありますが、ポリエステル素材なので使用頻度によって摩擦によるピリングが発生します。
・洗濯は陰干し等を推奨しております(品質タグ参照)