パッキング:YM Back pack for 双六岳
お陰様で設計と生産とデザインの繰り返しで追われ続けて幸せな日々を送っておりますがインプットが全然出来ていない今日この頃。そうなると当然アウトプットが不足してくる。。。これはいかんとばかりに気付けば8月に差し掛かった最中に知人と連絡を取り急遽山の計画を立てることに。
近場の山でYM Back packは試せているけどやはりせっかくの夏にあのアルプスでも試したいと思いそこから面白いものでモヤモヤとしていた物をどんどん試作していけました。予定を組むだけでもこんなにアウトプットできるなら、工程を終えた後はもっとすごいことに。。。
俄然やる気になってYM Back packも2023向けに調整に入り色々と試作を繰り返した中でとうとう決まった山が、、、
双六岳
関東からはホントにアクセスが悪く一旦名古屋経由で高山を目指すことに。。。しかしその先には絶景が見れる、、、と思いYM Back packにその夢を詰め込んでみました。
*山行ですが天候の関係で当日雨の中断念となりました。。。
山は逃げない、あきらめが肝心です。
パッキング:双六岳 / 9月上旬編
現地で断念した双六岳ですが、以下のようなパッキングで挑みました。
スリーピング関連
- シュラフ:ナンガ450オーロラ / 860g
- スリーピングパッド:FP mat100(背面) 160g / ミニマリストパッド100cm(筒) 53g /
- ダウンパンツ:モンベル / 210g
計:1,283g
ウェア関連
- 試作:メリノウールT / 190g
- 試作:アクティブトレイルジャケット / 350g
- 靴下:HIKER TRASH / 70g
- YM Multi use case / 60g
- レイン(Teton / ツルギLite) / 250g
- レインパンツ-ワークマン(イナレム25000) / 180g
計:1,100g
テント関連
- テント:Bigsky wisp1P / 670g
- グランドシート:myog-タイベックシート(wisp1Pに合わせてカット&縫製) / 74g
- トレポ:CP3 / 150g
計: 924g
クッカー関連
- ソーヤーミニ / 55g
- CNOC 1L / 60g
- ニューリバーポット(SOTO 1000ml) / 141g
- VARGO スポーク / 17g
- バーナー:アミカス / 81g
- OD缶 / 190g
- EVERNEW: 400FD / 50g
- サンプルクッカーケース / 35g
- テーブル:60g
計:689g
エマージェンシー
- 460g
ザック
- YM Back pack 2023試作 430g
- YM Bottle holder×2 @40g=80g
パッキングトータル:約5.1kg
実測。。。
計測後5,14kg。ほぼ計算通りの数値になりました。
上記がパッキングしている道具たちです。
続いて僕のパッキング例をご紹介致します。
パッキング例
僕の場合には先ずFP Mat100を背面パッド収納に入れミニマリストパッドを筒状にしてザックに入れてその中にコーデュラリップ製のスタッフバッグ50Lを入れます。
その中にシュラフを突っ込み、またシュラフの中にダウンパンツを入れてそのまま押し込みます。テント泊の場合に一番最後にシュラフを出すので最下段がシュラフになります。
押し込んだら次はWISP1Pを入れます。(撤収時濡れている場合には先に衣類を入れてスタッフバッグを封しその上にテントを入れます)
次に衣類をテントの上に。YM Multi use caseに入れて押し込みます。
最後にクッカー類とエマージェンシーを。
隙間がまだあるので、ここには食料(1泊なら昼/晩/朝の3食分とアルコール類)を入れて丁度ぐらいです。
食料は入れてない状態で、、、
こんな感じの容量です。
上記のパッキング内容で9月のアルプスですとテント1泊は余裕。2泊くらいならこんな感じの容量になるかと思います。
小屋泊ならテントやグランドシートが不要になっているので1kg弱は単純に減らすことが出来ますのでYM Back packで十分な山行が楽しめます。
パッキングまとめ
僕は寒がりなのでシュラフはしっかりとしたものでないと眠れませんが、シュラフの重量を減らしたり、ウェア類も行動-睡眠兼用であれば半分にすることも出来ますので、カリカリに削ればYM Back packで夏の縦走も視野に動けるそんなザックに仕上がっております。
よりパッキングがしやすいようにYM Back pack、、、容量を少し変えて2023年リリースを予定しております。
早くもUpdateか!と思われてしまうかもしれませんが、個人+テスターさんと長い開発期間を経て作ったYM Back pack、販売してから10か月で本当に多くの方に購入頂け、そして様々なフィードバックを頂けた事で開発期間に要した期間のおよそ半分以下で次のアップデートが出来そうです。
ユーザー様と共にアップデートし続けることを一つテーマとして掲げておりそれが実現できており本当にありがたく思います。
是非是非2023のYM Back packを楽しみにお待ちください!